2020年2月7日に、韓国、ソウルでフィギュアスケートの四大陸選手権が男子ショートプログラム(SP)が行われました。
羽生結弦選手は、自身が持つ世界最高得点を更新する111.82点で首位に立ち、圧倒の演技を見せました。
9日のフリーで、新バージョン名プログラム「SEIMEI」で主要国際大会の完全制覇を目指しますが、羽生結弦さんの四大陸選手権男子SPの演技や得点、その他の選手の結果も振り替えってみましょう。
羽生結弦が四大陸選手権男子SPで世界最高記録111.82点 |
フィギュアスケートの四大陸選手権は、羽生結弦さんにとって4度目の出場。
男子ショートプログラムで、五輪2連覇(ソチ、平昌五輪の2大会連続金メダル)を達成した、平昌五輪の演目に変更。
「バラード第1番」で、ショートプログラムに挑みました。
冒頭の4回転サルコーを鮮やかに決め、トゥーループ、3回転トゥーループに成功。
トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も、鮮やかに決めました。
スピン、ステップもオールレベル4と圧巻の演技でした。
羽生結弦さんが、主要大会で金メダルを手にしていないのはの四大陸選手権のみ。
四大陸選手権は過去3度出場しましたが、2011、2013、2017年と全て2位でした。
「自分らしく滑れる」という五輪プログラムで、男子初の「スーパースラム」を目指し、世界最高得点111.82点。1.82点
ルール改正前の2017年に世界歴代最高得点をマーク、四大陸選手権でSP曲「バラード第1番」で、新ルールでの世界最高記録も更新しました。
圧巻の演技に会場は大歓声に包まれ、大量のくまのプーさんが投げ込まれました。
9日のフリーでは、名プログラム「SEIMEI」の新バージョンで、主要国際大会の完全制覇の期待が高まっています。
四大陸選手権男子SPの結果 |
四大陸選手権男子SPの結果順位と得点
1位 羽生結弦(日本・ANA) 111.82(技術点63.42・演技構成点48.40)
2位 金博洋(中国) 95.83(技術点54.23・演技構成点41.60)
3位 ジェイソン・ブラウン(米国) 94.71(技術点48.81・演技構成点45.90)
4位 キーガン・メッシング(カナダ) 94.03(技術点50.82・演技構成点43.21)
5位 鍵山優真(日本・星槎国際高横浜)91.61(技術点52.39・演技構成点39.22)
6位 チャ・ジュンファン(韓国) 90.37(技術点48.49・演技構成点41.88)
7位 友野一希(日本・同大) 88.22(技術点50.36・演技構成点37.86)
8位 樋渡知樹(米国) 88.09(技術点49.77・演技構成点38.32)
四大陸選手権とは |
四大陸選手権とは、ヨーロッパを除く国と地域から参加するフィギュアスケートの国際大会の事です。
英語では「Four Continents Figure Skating Championships」、アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの4つの大陸の選手が出場資格を持ちます。
1998年ー1999年シーズンに創設され、各国持ち回りで、毎年1月もしくは2月に開催されています。
第1回大会は、1999年2月にカナダのハリファックスで開催されました。
国際スケート連盟のランキング算出用ポイントにおいて、ヨーロッパフィギュアスケート選手権と同等の大きな国際大会です。
国際スケート連盟が主催する、ISUチャンピオンシップスの1つです。
まとめ |
羽生結弦選手さんがフィギュアスケートの四大陸選手権、男子ショートプログラム(SP)で世界最高得点の111.82点を更新!
Twitterでも話題になり、絶賛の声が上がっています。東京オリンピックでの完全制覇も期待が高まり、さらなる躍進が楽しみですね。