法事と法要は混同されやすいです。同じと思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、法事、法要とは何か、法事と法要の違いを分かりやすくまとめてみました。大事な法要には、初七日、四十九日、一周忌、三回忌、七回忌があります。
亡くなってから何日後、何年目に行う行事なのかも、一目で分かるように一覧表にしています。
目次
1.法要・法事とは
1.法事とは
1-1.法事の流れ
2.法要とは
2-1.中陰法要
2-2.年忌法要
2-3.命日とは
2-4.満二年とは
2.法要と法事の違い
1.法事と法要の違いは?
2.会食(お斎)を断る場合は?
法要と法事はの違いが分からず曖昧のまま出席すると、ご遺族の方に大変迷惑をかけることもあります。
しっかりと理解して参加しましょう。
法事とは |
法事とは、四十九日法要など故人を供養する儀式の他、その後の会食を含んでいる行事の事です。
儀式である法要の準備をする他にも、お墓参りや一番最後に行う会食の段取りまで必要となります。
お坊さんに読経していただいて、法要後の会食までを含めたものを言います。
法事の中に、法要も含まれています。
法事の流れ
1.施主、遺族、その他の参列者が入場、着座
2.僧侶入場
3.法要開始(僧侶読経)
4.親族焼香
5.法話・僧侶退場
6.施主の挨拶
7.会食(お斎)
8.施主の挨拶・閉式
法要とは |
法要とは、故人を偲び、冥福を祈るために行う大切な行事です。
お坊さんに読経していただきます。
仏教では、亡くなってから一定の日数、年数で法要を行います。
中陰法要
年忌法要
命日とは
満二年とは
法要の年数は「数え歳」で計算します。
無くなった年を一とします。
三回忌は、満二年となります。
ただし、「満一年目」は二回忌とは言わずに「一周忌」といいます。
また、法事・法要には相応しい服装があります。
法事・法要の時の服装については、こちらのサイトで詳しく説明しています。
葬式の時は喪服を着用します。しかし、法事、法要の時の服装は何を着ていけばよいのか、参列した経験のない方は迷うのではないでしょうか。 そこで、法事、法要の時の服装は、親族、出席者はどのような服装で出席すればよのか説明しています。 […]
法要と法事は、同じ意味合いがあるので間違いやすいですが、違いが分からないと、法事・法要の案内状が届いたときに迷ってしまいます。
法事と法要の違いは? |
法事と法要の違いは、会食があるかないかです。
法事:法要とその後の会食(お斎)
法要:死者の冥福を祈る行事
法要と会食(お斎)がセットになった、仏教の儀式のことを法事といいます。
法要が終わった後に、会食(お斎)します。
会食(お斎)を断る場合は? |
法事・法要の案内状が届いたときに、返信用のハガキが添付されていることが多いです。
ハガキに、法要に参加し会食には欠席する旨を記載して、返信する方法があります。
予定がはっきりしない場合は、予定が未定という旨を記載して、返信する方法もあります。
まとめ |
法事は法要も含めた、会食もある行事です。お坊さんにお経をあげてもらい、故人の冥福をお祈りします。
法要の種類は、亡くなってからの日数と年数を間違いやすいです。大事な法要・法事は前もって確認し、準備をするようにしましょう。