1年を通して紫外線が多いのはいつなのでしょうか。月別の紫外線の量を知っておくと、日焼け予防できます。
そこで、1年の中で紫外線で日焼けする時期や季節、時間帯などを、月別や時間帯別に紫外線量を表にしてまとめてみました。どの月が、どの時間帯が一番紫外線が多いのか、また、紫外線がなくなる時間帯も分かります。
さらに、UVA(A派)と UVB(B派)で、月別の紫外線量の違いも調べてみました。
時期・季節
紫外線に注意しなくてはいけない時期はいつなのか、それを知ることによって日焼け防止ができます。
紫外線が多い時期は
1年を通して、地上には紫外線が降り注いでいます。
日焼けしないためには紫外線対策が大事です。
どの月が紫外線量が多いか知っていると、それに合わせて日焼け対策ができます。
月別の紫外線量はどれくらいでしょうか。
東京の月別紫外線量を表にしてみました。
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
数値 | 1.8 | 2.6 | 3.5 | 4.3 | 5.1 | 5.1 | 6.1 | 6.0 | 4.4 | 3.2 | 2.1 | 1.7 |
出典:気象庁ホームページ「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」(気象庁ホームページより)
気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」を加工して作成 気象庁ホームページ
3月頃から、紫外線の量が増えてきて、
5月~8月が紫外線量が多いです。
10月頃から少なくなっていき、
11月~1月が紫外線量が少ないです。
ただし、4月も紫外線が多いので気を付けなければいけません。
9月も多いですね。
3月頃から、紫外線を強く気にするようにしするといいです。
紫外線が多い季節は?
紫外線が多い季節は、言うまでもなく夏です。
でも、夏だけだと思っている油断すると日焼けしてしまいます。
春から徐々に紫外線は強くなっていき、夏にピークとなります。
夏が終わったからといって、秋になっても油断できません。
夏より紫外線量が減っても、9月もまだまだ紫外線量は多いです。
春や秋でも、からりと晴れた快晴の時には、夏よりも紫外線が強い時もあります。
日焼け止めを塗って紫外線対策をしなければいけません。
A派とB派とでは紫外線量が季節によって違う
紫外線にはA派、B派、C派がありますが、C派ほとんど地表には届かないので、日焼けに関係あるのはA派とB派です。
UVA(A派)と UVB(B派)では、月別の紫外線量に違いがあります。
UVB(B派)は、4月から徐々に増え始めて、5月~8月がピークです。
9月から少なくなってきて、10月〜3月は比較的少ないです。
しかし、UVA(A派)は、4月~8月がピークですが、それ以外の月もピーク時の1/2以上の量があるので、1年を通して注意する必要があります。
日焼け止めのSPF、PAについては、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
日焼け止めのパッケージを見ると、SPF、PAと表示されています。SPFには数値、PAには+が続いて表示されていますが、これはどのような意味を持つのでしょうか。 日焼け止めのSPF、PAとは何で、意味やその効果の違い、使い分けをまとめて[…]
時間帯
日焼けするのは昼間だけではありません。
紫外線のピーク時や、なくなる時間帯を抑えておきましょう。
紫外線が多い時間帯
紫外線量は、1日いつも同じではありません。
4月の東京、朝6時から夕方18時までの紫外線量を表にしてみました。
時間 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
数値 | 0.1 | 0.6 | 1.6 | 3.1 | 4.6 | 5.7 | 5.8 | 5.1 | 3.7 | 2.1 | 0.9 | 0.2 | 0.0 |
出典:気象庁ホームページ「晴天時UVインデックスの時別累年平均値グラブ」(気象庁ホームページより)
気象庁「晴天時UVインデックスの時別累年平均値グラブ」を加工して作成 気象庁ホームページ
紫外線は朝時くらいから徐々に増えていき
11時~午後1時までが多いです。
午後2時くらいから減っていき
夕方4時以降は急激に少なくなっていきます。
紫外線は太陽が昇ると同時に地上に降り注ぐので、朝起きた時から紫外線に気を付けた方がいいでしょう。
塗っても白くならない化粧下地にもなる人気の日焼け止めクリームは、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
日焼けをしないためには、まず第一に日焼け止めクリームを塗ることです。夏だけでなく春や秋も紫外線が、多く降り注ぎます。 日焼け防止には、日焼け止めクリーム選びが大事です。 夏の紫外線をブロックするだけでなく汗や水にも強く、塗っても[…]
紫外線がなくなる時間帯
紫外線がなくなる時間帯はいつなのでしょう。
夕方の4時くらいから少なくなってきて、夕方6時以降に紫外線がなくなります。
まとめ
日焼けは夏だけでなく、春や秋も注意しましょう。冬は肌が乾燥して、紫外線からのダメージが大きいです。
1年中気を付けないと、日焼けして、肌荒れだけでなく肌の老化も招く恐れがあります。
日頃から日焼け止めを塗って、紫外線防止をしましょう。