風邪で熱がある時、どうやって熱を下げたら良いのでしょう。特に、小さいお子さんが風邪をひいて熱が出たときは、お母さんたちは早く熱を下げたいと思います。
ここでは、風邪の熱を下げる方法を紹介しています。
体を冷やす場所、風邪に効く食べ物、飲み物、解熱剤などについて説明しています。また、熱がある時の注意点もまとめてあります。
風邪の熱を下げる方法
風邪で熱がある時に最適な、体を冷やす場所があります。
また、熱を下げるには、風邪に効果的な食べ物、飲み物を摂って、早く風邪を治すことです。
体を冷やす場所
以前は、熱を下げるにはおでこを冷やしていましたが、これは間違いで、熱を下げる効果はあまりありません。
冷やす場所は、太い血管が通る場所を冷やすと効果的です。
首の左右やわきの下、左右の股の部分(鼠径部)を冷やします。
保冷材や氷枕を使用する場合、直接からだに当てると冷たすぎるので、タオルに巻いて当てましょう
冷えピタをはる場合も、同じ場所を冷やします。
風邪を早く治す食べ物・飲み物(熱の症状改善に)
熱の症状改善に効果的な食べ物や飲み物は、特にないとされています。
ただ、風邪を早く治すことが、熱の症状改善にもつながります。
風邪に効く食べ物、果物、飲み物です。
食べ物:トマト、生姜、ねぎ、かぼちゃ、大根、春菊、はちみつ、豆腐、ヨーグルト
果物 :バナナ、りんご
飲み物:ハーブティー、緑茶
風邪の時には胃腸も弱っていて、食欲がないです。
食事は、栄養価の高く消化の良いものを取りましょう。
また、発熱や発汗のため脱水になりやすいので、こまめに水分補給をしましょう。
消化が良く、栄養たっぷりの野菜スープもおすすめです。
風邪を早く治す食べ物、飲み物については、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
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高熱の場合は一時的な対応策として解熱剤を飲む
熱がある時には解熱剤を飲んだ方が良いと思いがちですが、解熱剤には注意する必要があります。
解熱剤を飲むと「解熱剤を使用すると風邪を長引かせる」といった説が多数あるそうです。
熱があるからといって、むやみに解熱剤に頼らない方が良いとのことです。
39度以上の高熱がある場合には、辛い症状を改善するために飲んでも良いですが、熱がずっと続いたりする場合は病院に行きましょう。
発熱から24時間以内に熱が急激に上がるような時は、インフルエンザの可能性もあります。
十分な睡眠(休息)をとる
風邪の時には寝るのが一番です。
仕事がある人は無理をせず、休みを取りましょう。
熱がある時は、安静にしていて十分な睡眠をとることが大事です。
栄養をとって、暖かくしてゆっくりと休みましょう。
夜寝る前にお風呂に入ると、質の良い睡眠が摂れます。
良質な睡眠をとるお風呂の入り方や時間帯は、こちらのサイトで詳しく説明しています。「ダイエット効果を高めるお風呂の入り方」=「質の良い十分な睡眠」となります。
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病院に行く
風邪で熱がある時は、病院に行くことがおすすめです。
自分で市販の風邪薬や解熱剤を飲む人もいますが、風邪の時は、薬に頼り過ぎない方がいいという説もあります。
しかし、それは全てが正しいわけでなく、せきや鼻水などの症状がひどい場合は飲んだ方が良いそうです。
症状がひどいと辛くて、夜も眠れません。
十分な睡眠が取れなくて、悪化することもあります。
自己判断で対処するのではなく、病院の先生に診てもらって風邪を早く治しましょう。
熱がある時の注意点
風邪で熱がある時はお風呂に入っても良いのでしょうか。
また、早く熱を下げたいと思いますが、無理に下げない方が良いとも言われています。これは本当なのでしょうか。
お風呂に入ってもいい?
風邪の時のお風呂は、身体を温めて血行を良くし免疫力をアップさせます。
しかし、高熱がある時は、お風呂は避けましょう。
特に子どもや高齢者はおすすめできません。
お風呂の中で倒れたりする危険性もあります。
熱は無理に下げようとしない方が良い?
風邪で熱があると解熱剤を飲んで早く熱を下げたいと思いますが、熱は無理に下げない方が良いそうです。
自然治癒の働きを妨げてしまうのだとか。
風邪の時に熱が出るのは身体がウイルスと戦っているからで、免疫が活性化して体温が上がります。
そもそも、風邪そのものを根本的に治す薬はなく、風邪薬といってもせき、鼻水、発熱などの症状を和らげる薬だそうです。
また、市販の薬は症状が軽い時に飲むと、副作用が生じることもあります。
まとめ
風邪で熱が出たときは、早く熱を下げたいです。特に子供や高齢者の方は心配です。正しい方法で対処しないと、さらに悪化させる可能性があります。
風邪の時にお風呂に入ってもいいですが、熱がある時は避けましょう。
風邪の時に効く食べ物を取って十分な睡眠をとることも、風邪を早く治す方法です。
また、高熱や熱が続くときは、病院に行って早めに診てもらいましょう。