スイカが美味しい産地はどこ!糖度が高くて人気のブランド・品種は

夏になると食べたくなるのが、甘くて美味しいスイカです。水分が多くて、水分補給にもいいですね。

スイカといっても、色々な品種やブランドがあります。夏が旬の美味しいスイカは、有名な産地はどこなのでしょう。

そこで、美味しいスイカで有名な県、産地。また、ブランドや品種を紹介します。ブランドスイカは品質、甘さなどに定評があります。選び抜かれたスイカなので、美味しいこと間違いありません。どこのどんなスイカが美味しいか知っていると、スイカ選びに失敗しません。

 

 

スイカの美味しい産地ランキング

夏の定番のスイカが美味しいのはどこの産地でしょう。

スイカを買う時の参考にしてくださいね。

1位 山形県

生産量が3位の山形県は、美味しいスイカの産地で有名です。

山形県内で生産されるスイカの半数以上を占めているのが、尾花沢です。

尾花沢盆地は昼夜の温度差があることで、糖度の高いスイカが育ちます。

2位 熊本県

熊本県はスイカの生産量が1位です。

熊本県熊本市植木町が、名産地として有名です。

盆地で昼夜の寒暖の差が大きく、水が豊富にありスイカの栽培に適している土地です。

毎年4月頃から収穫、出荷され、早くから楽しめる美味しいスイカです。

3位 千葉県

千葉県のスイカの生産量は第2位です。

意外と千葉県は、スイカ産地としてそこまで知られていませんが、北部の富里市が産地として有名です。

富里市にはスイカにちなんだお土産が多く販売されて、毎年6月にはスイカロードレース大会(ショートマラソン)が開催されます。

スイカロードレース大会でゃ、給水所の代わりに「カットスイカ」がランナーに配布されます。

4位 鳥取県

鳥取県はスイカの生産量が4位です。

鳥取県のほぼ中央に位置する大栄町(現:北栄町)が、西日本有数のスイカの産地として有名です。

平成6年には、大栄町で「世界スイカサミットinだいえい」が開催されています。

5位 長野県

長野県のスイカの生産量は5位です。

松本市波田の下原地区のスイカは有名です。

下原地区は、昼夜の寒暖差と肥沃な火山灰土壌で、スイカの栽培にはピッタリの環境です。

毎年7月頃から8月頃まで、あぐり資材センター和田前の広場で、生産者によるスイカの直売所「すいか村」が開催されています。

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人気の品種・ブランド

スイカには色々な品種があります。

人気の高いブランドスイカを厳選しました。

山形県 「尾花沢のスイカ」

スイカで最も有名なのが、山形県の尾花沢スイカです。

尾花沢スイカの糖度は12~13度と非常に高いです。

中には13度を超えるものもできるとか!

果肉だけではなく、皮の近くまで甘いです。

シャリッ!とした歯ごたえも最高です。

人気が高く、都内でもよく見かけます。

鳥取県 「大栄スイカ」

鳥取県の北栄町で生産されている「大栄スイカ」は国内外で高い評価があります。

ドバイ王室にも献上されました。

糖度が高く、とても甘いのが特徴です。

糖度は、極上もので13度以上。

ときには14度を越えるものがあります。

北海道 「でんすけすいか」

北海道の「でんすけすいか」は、北海道上川郡当麻町で生産、出荷されるスイカです。

果重は約6~8㎏で大玉サイズ。

果肉の糖度は11~12度

さわやかな甘さが人気です。

札幌市中央卸売市場に出荷されたスイカは、初競りで毎年、高額で取引されます。

過去最高額は1玉65万円!

贈答品としての知名度も高く、全国各地に出荷されます。

千葉県 「富里すいか」

千葉県富里市での栽培されている「富里すいか」は、大きくて甘く、シャリ感がある美味しいスイカです。

「富里すいか」は、昭和11年には皇室に献上されたほどす。

昔から有名だったわけではなく、知名度が高まったのはここ数年のこと。

品種は「味きらら」が有名で、2015年に県知事賞も受賞しました。

糖度は12〜13度前後あります。

 

高知県 「ルナピエナ」

高知県の「ルナピエナ」は金時スイカの品種のひとつで、金時というの名の通りとても甘いスイカです。

糖度が12度~13度をキープ。

すべてハウス栽培で、中玉が10月中旬〜4月中旬、大玉が(月下旬~7月中旬に栽培、出荷されています。

北海道 「らいでんスイカ」

北海道の「らいでんスイカ」は、北海道岩内郡共和町のきょうわ農業協同組合によって生産、出荷されている、地域ブランドスイカです。

「でんすけすいか」と並んで北海道を代表するスイカです。

糖度が高くシャキッとした食感が特徴です。

2019年は昨年と同じく、2玉30万円の過去最高値がつきました。

熊本県 「植木スイカ」

熊本県の植木町で作られた「植木スイカ」は、糖度11~13度と非常に甘いです。

皮ぎりぎりの果肉まで甘いのが特徴です。

やや硬めで、独特のシャキシャキした食感があります。

「植木スイカ」に中でも「肥後浪漫スイカ」という品種は、他品種に比べ糖度や食味に優れていて、高い評価があります。

 

長野県 「松本ハイランドすいか」「下原スイカ」

長野県で有名なのが、松本盆地で栽培されるブランドスイカ「松本ハイランド」です。

それと同様に知られているのが、長野県松本市波田の「下原スイカ」

「松本ハイランド」と「下原スイカ」のどこが違うかというと、同じです。

波田町農協が松本ハイランド農協と合併して松本ハイランド農業協同組合となり、主に長野県松本市あたりのスイカをすべて「松本ハイランドすいかというブランド名で統一したそうです。

その後、下原地区で独自の生産組合を設立して、20数名の農家さんが「下原スイカ」のブランド名で販売しているそうです。

果肉は鮮やかな紅色でシャリ感が強く、糖度は11度以上です。

甘いものは13度近くあります。

すいかを買う時は、甘くて美味しいスイカを選びたいですね。切っていないと中身が見えないので、熟しているのかもわかりません。

こちらの記事では音や色で切らずに分かる美味しいスイカの見分け方を紹介しています。興味のある方はどうぞ

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まとめ

夏の風物詩スイカは、旬になると市場に出回ります。乾いた喉と、身体を癒してくれますね。

スイカには疲労回復と利尿作用があり、熱中症対策にもよいそうです。

暑い夏を、みずみずしくて美味しいスイカで乗り切りましょう。