玉ねぎは加熱・生のどっちがダイエット効果がある?栄養素の違いは?

玉ねぎは、その成分から健康に良いとされていますが、実はダイエッにも良いとされています。

では、玉ねぎは加熱・生のどっちがダイエット効果があるのでしょう?玉ねぎを加熱すると、栄養成分が変化することも分かっています。

玉ねぎの栄養成分とその効果、ダイエットに効果的な食べ方は加熱なのか、生なのかなどを、ここでは説明しています。

 

 

生の玉ねぎの栄養素

玉ねぎ100g当たりの栄養素

栄養素可食100g当たりの成分量
エネルギー37kcal
炭水化物8.8g
たんぱく質1.0g
脂質0.1g
食物繊維1.6g
ビタミンC8mg
ビタミンB1
0.03mg
カリウム150mg
カルシウム
21mg

玉ねぎには、ビタミンやミネラルといった目立った成分が多く含まれているわけではありません。

全体的に栄養価が低いです。

しかし、玉ねぎにはそれ以外の、健康に良いとされる成分が含まれています。

 

玉ねぎの代表的な栄養成分とその効果

玉ねぎには、ポリフェノールの一種だるケルセチンの他、酸化アリル、硫化プロピルという成分を含んでいます。

玉ねぎが健康に良いとされている、注目成分です。

ケルセチン

ケルセチンはポリフェノールの一種で、玉ねぎの皮の部分に多く含まれています。

ケルセチンには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除く働きがあります。

がん、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があると言われています。

硫化アリル

玉ねぎのニオイや辛味のもととなっている成分が、硫化アリルです。

硫化アリルには血液の凝固を抑制する働きがあり、血栓ができるのを防ぎます。

脳梗塞や心筋梗塞といった病気の予防をします。

アリシン

アリシンは、玉ねぎの辛味成分です。

硫化アリルの一種で、血液をサラサラにする働きがあります。

ビタミンB1はそれだけでは吸収されにくいですが、アリシンと結合することで、ビタミンB1の吸収が促進されます。

 

玉ねぎを加熱すると栄養素は変わる?

硫化アリルは、加熱すると「プロピルメルカブタン」という物質に変化します。

硫化アリルが消えるので、甘くなって食べやすくなります。

玉ねぎを炒めたり、煮たりすると甘くなるのは、硫化アリルがなくなるからなのです。

玉ねぎは加熱・生のどっちがダイエットに効果的

玉ねぎのケルセチンには抗酸化作用だけでなく、悪玉コレステロール減らしたり、脂肪の吸収を抑える働きもあります。

硫化アリルには、中性脂肪値を下げたり、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

玉ねぎを生のままで食べると、硫化アリル(アリシン)をそのまま摂ることができます。

また、玉ねぎに含まれている硫化プロピルは、生で食べると血糖値を下げる効果があるといわれています。

加熱して食べると、中性 脂肪値やコレステロール値を下げる効果があるといわれています。

玉ねぎは生、加熱のどっちがダイエットにより効果があるかは、一概には言えません。

アリシンには強い抗菌・殺菌作用があり、玉ねぎを食べ過ぎると胃や腸などが強い刺激を受けて、結果として下痢や腹痛を起こすこともあります。

玉ねぎは生でも加熱でも、美味しく適量を食べることがおすすめです。

美味しい玉ねぎのレシピは、こちらのサイトで紹介しています。

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まとめ

玉ねぎは、加熱すると辛味成分がなくなり甘くなります。生が苦手な方は、炒めたり、煮たりして食べると良いです。

また、電子レンジで加熱すると、栄養分を逃さず美味しく食べられるので、おすすめです。

サイト管理者:HIKARI
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