夏になると、外出する時に気を付けなければいけないのが熱中症です。何の対策もしないまま出かけると、暑さでめまいがしたり気分が悪くなったりすることもあります。
夏の熱中症対策には、効果的な服装があります。服の色や素材、帽子の形などでも熱中症予防ができます。熱中症対策にはどんな服装で、色や素材はどんなものがいいのかまとめてみました。
また、熱中症対策と紫外線防止とは異なることもあるので、そのことも説明しています。
熱中症対策の服装
熱中症予防、対策は夏は重要です。
服装によって涼しさが違ってくるので、暑い時、外出する時にお役立てください。
熱中症予防、対策に効果的な服装は?
夏の服装選びは、素材だけではなく形も大切です。
体にピタッとくるものでなく、通気性のいいゆったりとした服がおすすめです。
服と体の間を風が通りやすい、袖口が開いたものや襟ぐり開いている方が良いです。
ふわっとしていて、風が入いやすい洋服が熱がこもりにくく涼しく感じられ、熱中症予防になります。
服の色
服の色は、熱を吸収しにくい白や淡い色がおすすめです。
熱がこもらないので涼しく、熱中症対策になります。
黒や濃い色は熱を吸収しやすいですが、濃い色の方がUVカット率が高いということがあります。
紫外線を気にするなら、黒や濃い色なということになります。
どちらを重視するかという事にもなりますが、UVカットの服は色に関係なく紫外線をカットしてくれます。
淡い色のUVカットの服なら、紫外線防止と熱中症対策ができます。
服の素材
熱中症予防に効果的な服の素材は、吸水性と保湿性に優れている、次のような素材がおすすめです。
天然素材
素材 | 特徴 |
綿 | 吸水性と発散、保湿性に優れています。肌触りよいです。ただ、速乾性はないので、汗をたくさんかく運動の時などは避けたほうがよいです。 |
絹 | 吸湿性、保湿性に優れていて、紫外線もカットの効果もあります。サラリとしていて肌触りがよく、軽いのが特徴です |
麻 | 吸湿性に優れていて発散も速く、通気性がいいことが特徴です。汗が乾きやすく肌に密着しないので、快適に過ごせます。特にリネンは肌触りも良く、防カビ性にも優れていて、夏場に着やすい素材です。 |
化学繊維
素材 | 特徴 |
ナイロン | 吸湿性や吸水性は低いですが、速乾性には優れています。 |
レーヨン | 吸湿性が高く、サラッととした肌触りがあります。 |
ポリエステル | 吸湿性は低いですが、速乾性が高いです。ただし、静電気がおきやすいです。 |
熱中症対策の帽子
夏に帽子をかぶらないで外出すると、直射日光を受けて熱中症になる可能性が高くなります。
帽子にもさまざまな種類があります。
防止の形や色によっても熱中症予防の効果が違ってくるので、より効果的な帽子を選ぶようにしましょう。
帽子の形
夏の熱中症対策には、つばの広い帽子がおすすめです。
前後左右、全体に360度つばがあるのが良いです。
つばが広いと、顔だけでなく首や肩も直射日光から守ってくれます。
また、目に入る紫外線もカットしてくれるので、日焼け防止にもなります。
帽子の色
白など色の薄い色は、日光を反射します。
黒などの濃い色は白の約3倍の日光を吸収してしうので、熱中症対策には不向きです。
帽子は、白など色の薄い色にしましょう。
ただ、黒などの濃い色は紫外線カット率が高いです。
紫外線防止には黒などの濃い色ですが、UVカットの帽子は色には関係ないので、UVカットの色の薄い色するとどちらの対策もできます。
帽子の素材
帽子の素材にはニットや布など豊富にあります。
熱がこもらない通気性のよい素材となると、麦わら帽子となります。
しかし、猛暑となると、メッシュ素材や速乾性のある素材、熱中症予防に特化した素材などが良いでしょう。
夏の熱中症対策におすすめ飲み物は、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
熱中症については、こちらのサイトで詳しく紹介しています。熱中症を知ることで熱中症対策に役立ちます。
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まとめ
最近は真夏でなくても、急に暑くなることがあります。春の終わりや初夏、秋の終わりでも夏日になる時がありますね。
油断をしていると、熱中症になってしまいます。
日頃から天気や気温などに注意して、日差しが強く暑い日には、熱中症対策の服装で外出するようにしましょう。