WordPressのテーマの編集に、テーマヘッダー(header.php)がない場合があります。
そんな時は、親テーマから「header.php」ファイルを子テーマにコピー&ペーストする必要があります。それには、FFFTPソフトを使用します。
ここでは、「header.php」がない場合、WordPressのテーマの編集にテーマヘッダー(header.php)を追加する方法を紹介しています。FFFTPソフトに慣れていない方でも分かりやすいように、図で詳しく説明しています。
「header.php」について
テーマヘッダー(header.php)は、サイトを運営していく上で大事なものです。
WordPressのテーマの編集に「header.php」がないと、困ったことになります。
テーマの編集に「header.php」がない!とは
WordPressのテーマファイルの編集は、「テーマエディター」から行うことができます。
1.WordPressの左メニューより「外観」→「テーマエディター」をクリックします。
インストールしているテーマによっては「テーマの編集」と表示されています(テーマエディター=テーマの編集)
2.右側の「テーマファイル」に「テーマヘッダー(header.php)」があります。
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しかし、「テーマファイル」に「テーマヘッダー(header.php)」がない場合があります。
このような場合は、親テーマから子テーマに、ファイルをコピー&ペーストする必要があります。
「header.php」で何ができる
テーマヘッダー(header.php)は、GoogleアナリティクスのトラッキングコードやAdSenseコードを貼りつける際に必要です。
アドセンス審査は、2つ目のサイトから追加申請しなくてはいけません。
その申請コードは、テーマヘッダー(header.php)に貼りつけます。
Googleアナリティクスは、サイトを分析する上で重要です。
取得したトラッキングコードは、テーマヘッダー(header.php)に貼りつけます。
テーマヘッダー(header.php)がないと困ってしまいます!
だだし、AdSenseコードに関しては、プラグインで貼りつけることもできます。
プラグインでAdSenseコードを貼りつける方法は、こちらのサイトで詳しく説明しています。
プラグインでアドセンス審査の申請コードを貼る方法!設定や使い方など
アドセンス審査は、2つ目のサイトも申請する必要があります。しかし、アドセンス申請コードのサイトへの貼りつけで、戸惑う人もいます。 ここでは、 Googleアドセンス申請コードを、「Head, Footer and Post Injec[…]
「header.php」追加に必要なもの
「header.php」の追加には、FTPソフトが必要です。
FTPソフトとは、ウィンドウの左右にローカルディスク側(PC)とホスト側(サーバー)のファイル一覧を表示して、ファイルを操作することができるツールです。
ファイルをドラッグ&ドロップしたり、右クリックメニューなどで操作することもできます。
サーバーにアップロードしたり、ローカルディスク(PC)にダウンロードしたり、ファイルの削除やファイル名の変更もできる便利なソフトです。
人気の高い無料のFTPソフトには、「FileZilla」「Cyberduck」「FFFTP」などがあります。
私は、「FFFTP」ソフトを使っています。
WordPressのテーマの編集に「header.php」を追加する手順
WordPressのテーマの編集に、「header.php」を追加する方法です。
ここでは、「FFFTP」ソフトを使って、説明していきます。
FTPソフトを起動させる
FFFTPソフトを導入していない方は、ダウンロードしましょう。
私は、ダウンロードしてデスクトップに置いています。
アイコンをクリックして、「FFFTP」ソフトを起動させましょう。
テーマフォルダ探す
テーマフォルダを探してみましょう。
1.FFFTP右側画面のホスト側(サーバー)の、「header.php」を追加したい、サイトのフォルダをクリックします。
サイトのフォルダ名は、ドメイン名になっています。
サイトのURLが「https://XXXXX.com」であれば、ドメイン名は「XXXXX.com」です。
サイトのURLは、WordPressの左メニューより「設定」→「一般」の「サイトアドレス (URL)」から確認できます。
間違ったサイトを選択しないように気を付けましょう。
2.「public_html」をクリックします。
3.「wp-content」をクリックします。
4.「themes」をクリックします。
「themes」の中に、WordPressのテーマがインストールされています。
親テーマから「header.php」をダウンロードする
「themes」の中にある親テーマを探します。
1.私は、WordPressのテーマに「THE THOR」を使用しています。上図の「the-thor」が親テーマです。その下の「the-thor-child」が子テーマです。
2.「the-thor」をクリックしましょう。
3.「header.php」をダウンロードします。「header.php」を選択しましょう。
4. ダウンロードのマークをクリックします。
5.左側画面のローカル側(PC)から、「header.php」を見付けましょう。ここでは、「デスクトップ」にダウンロードしています。
上図が、デスクトップにある「header.php」ファイルです。
「header.php」を子テーマにアップデートする
「header.php」を子テーマにアップデートします。
1.右側画面のホスト側(サーバー)を、子テーマのある画面まで戻します。画面上にある「一つ上のフォルダへ」のマークをクリックして、戻しましょう。
2.「the-thor-child」が子テーマです。「the-thor-child」をクリックしましょう。
3.左側画面の「header.php」を選択します。
4. アップロードのマークをクリックしましょう。
5.右側画面のホスト側(サーバー)に、「header.php」がアップロードされました。
WordPress のテーマの編集で「header.php」を確認する
WordPress で「header.php」を確認してみましょう。
1.WordPressの左メニューより「外観」→「テーマエディター」をクリックします。
2.右側の「テーマファイル」に、「テーマヘッダー(header.php)」があることを確認しましょう。
まとめ
「header.php」ファイル追加に、FFFTPソフトを使用しましたが、エックスサーバーを利用している方は、FFFTPソフトを使用しなくてもできます。
エックスサーバーのファイルマネージャーは、FFFTPソフトと同じ機能を持ちます。
エックスサーバーと契約している方は、ファイルマネージャーを開いて、機能と使い方を確認しましょう。