結婚式の座次表は、絶対に作成しなければいけないというものではありません。しかし、あると便利で、一般的に用意することが多いです。
座次表を作成する際は、ゲストの座席の配置を決めなければいけません。ゲストには親戚や上司、友人、同僚などをお招きします。祝宴には上座、下座がありますが、ゲストの座席をどの位置に配置すればよいのでしょう。
結婚式の座次表のゲスト席の配置はどのように決めるのか、その決め方や、配慮すべきポイント、注意点などをまとめています。
座次表について
結婚式で必要となるのが、席次表です。
席次表について説明していきましょう。
座次表とは?
席次表とは、結婚式に出席するゲストがどの席に座るのか探すためのもので、誰がどの席に座るのか一目でわかるようにレイアウトされています。
必ず作成しなければいけないものではありませんが、ゲストが自分はどこに座るのか、結婚式にはどんな人が参列しているのかということも知ることができるます。
新郎新婦との関係を確認することもできます。
席次表の作成には費用がかかりますが、便利なものなので作成することをおすすめします。
ご参考までに、席次表の作成費用は、こちらのサイトで紹介しています。
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結婚式場の「上座」と「下座」
新郎新婦の席に、最も近い席が「上座」になります。
最も遠く、出入り口に近い席が「下座」です。
結婚式では、新郎新婦との関係や立場によって「上座」「下座」が決まります。
上座:主賓や職場の上司、恩師、先輩
下座:家族、親族
親族の中でも、両親や兄弟が末席、関係が遠い親戚や年配者ほど上座にします。
ただ、最近では上座、下座にこだわらないケースも増えてきて、あえて会場の中央に家族席を設けることもあります。
都道府県によっては「上座」と「下座」の座順が違う!
一般的に、上座には主賓や職場の上司、下座には家族が座るのが普通ですが、地域によっても違いがあります。
会費制ウエディングを行う北海道や東北地方などでは、新郎新婦の席に最も近い上座に親族や家族が座るのが一般的です。
沖縄県でも通常とは逆となり、両親や親戚の方は、新郎新婦に一番近い上座に配置します。
結婚式の座席の決め方
結婚式の座席は、新郎新婦の関係によって違うので、配置には気を付けましょう。
座席の決め方
座席の決め方は、上座には主賓や職場の上司、下座にはゲストをもてなす側である、家族や親族などが座るのが一般的です。
上座から順に、次のように配置します。
会社や職場の上司
学生時代の恩師
会社や職場、学生時代の先輩
友人や同僚
後輩
親族
両親・兄弟
円テーブルの場合
一般的に祝宴のセッティングでは、テーブルが円卓の場合が多いです。
同じテーブルには、できるだけ親しい人同士が隣になるように配置しましょう。
長テーブルの場合
長テーブルの場合でも、円卓の場合と同じ考え方で配置していきます。
新郎新婦に一番近いテーブルの最前列が、上座になります。
テーブルの後方になるほど、下座になります。
親しい人を、隣や向かい合わせになるように配置しましょう。
座席の決め方で配慮すべきポイント
座席の決め方でには、こまやかな配慮が必要です。
会社関係や交友関係を考慮したり、子供連れの家族などにも気を配ったりして、ゲストが気持ちよく過ごせるように気を使わなければいけません。
会社関係の人は上下関係を意識して配置
会社関係の人は、上下関係を気にします。
同じ会社の上司、同僚、先輩などをお招きする場合、上下関係に配慮して席を配置します。
ただ、上下関係にこだわりすぎて、全く仕事上関係ない同士が一緒になる事は避けて、できるだけ関係のある親しい人同士を同じテーブルに配置するようにしましょう。
前もって、上司や同僚などに確認を取っておくとよいでしょう。
友人関係を考慮して座席を決める
学生時代からの友達や、職場での友達、プライベートでのと友人といえど様々な方を招待する場合があります。
中には、周りに誰一人として知り合いがいなく、一人で参加する人もいます。
親しい人同士は近くの席に、一人で参加する人は、年齢が近い人や話ができそうな人、社交的な人などを近くにするように考慮しましょう。
子供連れの家族には配慮
小さなお子さん連れの家族には、お手洗いや出口に近い位置にしたり、座席に考慮しましょう。
じっと座っていられなかったりすることがあります。
赤ちゃん連れの方は、おむつ替えに席を立ったりすることもあります。
子供連れのご家族同士は近くにするなど、座席の配置に配慮しましょう。
親族の座席は両家の両親に確認
和が家だけの親族だけでなく、相手側の親族もいます。
両家の親族席は両親に確認をとって、両家とも納得する席に配置しましょう。
両家両親、新郎新婦でよく話し合って決めましょう。
まとめ
結婚式の座席は、上座は主催や上司、下座は親族や家族と一般的に決められていますが、全てその通りに決めるわけではありません。
円テーブル、長テーブルのどちらの場合も、できるだけ親しい人同士を近くにする配慮をしましょう。
座次表はあれば便利です。結婚式に出席するゲストも、どんな人が結婚式に来ているのか分かります。
会話もスムーズに、弾むことにもつながります。
結婚式がより和やかに、また盛り上がりにも一役かうことでしょう。