6月うしかい座流星群は、6月から7月に出現する流星群です。私たちを魅了する流星群ですが、6月うしかい座流星群は雨期の季節と重なるので、天候に恵まれないとなかなか見ることができないです。
見頃は極大日で、ピーク時間です。天気がよいと夜、天体ショーが見られる可能性が高いです。
6月うしかい座流星群が出現するのはいつで、極大日、ピークの時間帯などまとめました。2021年~2025年までを一覧表にしています。また、2023年6月うしかい座流星群どの方角を見ると良いのかも説明しています。
流星群とは
流星群、その軌跡が天球上のある一点(放射点)を中心に放射状に広がるように出現する流星のことを言い、その名前は放射点のある星座の名をとってつけられます。
流星物質は主に、彗星から放出されると考えられています。
流星群をもたらす流星物質を放出した天体を、その流星群の母天体といいます。
流星群は、極大日(流星群の活動が最も活発になる日)の夜がピークになります。
極大日の前後も沢山の流星が出現しますが、極大日は最も多く流れます。
6月うしかい座流星群
6月うしかい座流星群は、放射点がうしかい座にある流星群です。
毎年、6月22日~7月2日頃に見られます。
通常の年の場合、6月うしかい座流星群の1時間流星数は検出できないほどですが、1998年と2004年に予期せぬことがあ起こりました。
1998年にはピーク時には天頂1時間流星数は約100、2004年は約50に達しました。
6月うしかい座流星群
6月うしかい座流星群 | |
出現期間 | 6月22日~7月2日頃 |
放射点 | うしかい座 |
母天体 | ポンス・ヴィネッケ彗星 |
2023年の6月うしかい座流星群流星群が出現するのはいつ!ピーク時間帯
2023年6月うしかい座流星群が出現するのはいつでしょう?
2023年6月22日~7月2日
ピーク時間帯(極大日)は、6月28日7時です。
2021年~2025年までの6月うしかい座流星群の出現
年度 | 期間 | 極大日 | ピーク時間 | 極大夜の月齢 |
2021年 | 6月22日~7月2日 | 6月27日 | 19:00 | 17 |
2022年 | 6月22日~7月2日 | 6月28日 | 1:00 | 28 |
2023年 | 6月22日~7月2日 | 6月28日 | 7:00 | 9 |
2024年 | 6月22日~7月2日 | 6月27日 | 13:00 | 20 |
2025年 | 6月22日~7月2日 | 6月27日 | 20:00 | 2 |
2022年6月うしかい座流星群流星群の方角
2022年6月うしかい座流星群の極大日は6月28日です。
月齢10の月なので、月明りの影響はありません。
ピーク時刻は放射点が地平線の下で明け方のため、観測条件としてはよくありませんが、夜半後は月明りの心配がないので深夜に見ることができます。
方角はどこを見ればいいかというと、空全体を見るのがいいです。
月明りがないので、見る方向はどこでも構わないです。
流星群はあらゆる方向から飛んでくるので、見当がつかないのです。
なるべく広い範囲を、見ている方が見つけやすいです。
見るならば、極大日がいいでしょう。
夜空を見上げて、星が流れるのを待ちましょう。
2023年の満月については、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
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まとめ
2023年の6月28日が、6月うしかい座流星群の極大日です。月齢は10です。
ちなみに月齢とは、新月を0として計算した日数で、満月はほぼ月齢十五に当たります。
6月28日は夜空を見上げて、6月うしかい座流星群が流れるのを待ちましょう。