お花見の名所 仁和寺の御室桜を楽しむ!見どころや開花情報

京都のお花見の名所である仁和寺の御室桜は、遅咲きで知られています。

例年、多くの人が訪れを御室桜の他に、ソメイヨシノ、しだれ桜を楽しむことができる人気の高いお花見スポットです。

仁和寺の御室桜をより楽しめるように、見どころや開花情報、お寺へのアクセスなどをまとめてました。

 

 

京都 仁和寺の御室桜(アクセス・桜情報)

遅咲きが特徴の仁和寺の御室桜は、重要文化財でもある五重塔と共に一度は見たいお花見の名所です。

京都を代表する古寺の一つで、歴史を感じられる仁和寺の感慨深いものがあります。

アクセス

総評:★★★★★

住所  :京都府京都市右京区御室大内33
電話番号:075-461-1155
営業時間:9:00-17:00
拝観料 :大人500円・小中学生200円

<電車の場合>
JR:「京都駅」から市バス26で約40分「 御室仁和寺」下車して徒歩すぐ

<車でお越しの場合>
名神高速京都南ICから約40分、名神高速京都東ICから約40分
駐車場台数:100台 500円/1台

桜情報(開花)

桜の見頃:4月上旬~4月中旬

本数  :約200本

桜の種類:ソメイヨシノ、しだれ桜、御室桜

 

仁和寺の御室桜の見どころ

仁和寺の境内には春になると、ソメイヨシノ、しだれ桜、御室桜が咲きます。

中門をくぐった西側一帯に、国の名勝に指定されている「御室桜」があります。

五重塔の前にはしだれ桜があり、五重塔とのコラボレーションは見事です。

まず最初に咲くのが、ソメイヨシノとしだれ桜。

その後に、遅咲きの御室桜が咲きます。

ソメイヨシノの見頃が、例年3月下旬から4月上旬。

しだれ桜の見頃が、例年4月上旬から4中旬。

御室桜が、例年4月中旬に開花し、それぞれ違う桜が長期間楽しめます。

御室仁和寺に咲く「御室桜」の特徴は、ソメイヨシノと比べると遅咲きで背が低いという点です。

背丈が約2~3m程の高さにしかならず、花も地を這うような高さから咲いています。

なぜ背丈が低くなったのか、最新の調査で粘土質の土壌であることが判明しました。

土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているようですが、実のところ「御室桜」の背の低さの原因はまだ完全には解明されていません。

いずれせよ、これだけ低い桜の木は珍しく、目の近くで楽しめる桜の名所は仁和寺の御室桜以外にありません。

重要文化財でもある五重塔と「御室桜」は、背の低い桜の為、見通しがよく撮影でもベストマッチングの写真が撮れます。

 

仁和寺の御室桜の歴史

京都府京都市右京区にある仁和寺は、真言宗御室派の総本山の寺院です。

御室仁和寺(おむろにんなじ)と言えば、「徒然草」でも登場する、京都を代表する古寺の一つです。

ユネスコ世界文化遺産にも、登録されています。

光孝天皇の発願によって大内山の麓に着工しましたが、着工の翌年に光孝天皇が崩御。

その後は、宇多天皇が引き継いで完成させました。

当初は「西山御願寺」と称されていましたが、その後、仁和4年に創建されたことにちなんで「仁和寺」と改名。

御室仁和寺は桜の名所で名高く、遅咲きの「御室桜」が咲くことで知られています。

京都市内でソメイヨシノが散った後に、入れ替わるように見頃を迎えます。

仁和寺の「御室桜」は、江戸時代から庶民の桜として親しまれてきました。

数多くの和歌にも詠まれ、近代大正13年に国の名勝に指定された歴史ある桜です。

 

まとめ

歴史あるお花見の名所、仁和寺の御室桜は背が低いため、五重塔との撮影はどこからでも見事に撮れます。

お花見にはカメラ片手に訪れて、国の名勝である桜を撮りたいものです。

御室桜開花期間中には観桜料が必要になるので、最新の情報は公式サイトなどで確認するか、電話で問合わせましょう。