2022年の流星群が出現する時期・時間・極大日は?カレンダー一覧

毎年出現する流星群は、神秘的で美しいです。流れ星に向かって願い事をすると、叶うとも言われています。

流星群が現れるのを待ち望んでいる人も、多いのではないでしょうか。

2022年、今年も流星群が出現します。

2022年の流星群が出現する時期、時間、極大日が一目でわかるように、2022年流星群の出現カレンダーを作ってみました。

流星群がいつ見れるのか、分かりやすく一覧表にしています。

最も活発になる極大日に見ると、沢山の流星を観測することができます。

 

 

流星群とは

流星群とは、天球上のある一点(放射点)を中心に放射状に広がるように出現する一群の流星(流れ星)のことをいいます。

流星群は、放射点のある星座の名をとってつけられます。

ペルセウス座流星群などのように呼ばれますが、ジャコビニ流星群のように母天体(彗星または小惑星)の名前で呼ばれるものもあります。

2009年の国際天文学連合の総会で、流星群の名称は基本的に彗星名でなく星座名を基本とすることなどが決まりました。

流星群は極大日(流星群の活動が最も活発になる日)の数日前から流れ始め、極大日の夜がピークになります。

極大日の前後もたくさんの流星が流れますが、極大日は最も多く出現します。

流星群については、こちらのサイトで詳しく説明しています。

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彗星については、こちらのサイトで詳しく説明しています。
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2022年の流星カレンダー

2022年の流星群カレンダー(2022年1月~2022年12月)

時季期間極大日ピーク
時間
流星群名特性
1月1日~12日1月4日6:00しぶんぎ座流星群
4月14日~30日4月22日22:00 4月こと座流星群定常群(突発群とも) 
4月19日~30日 みずがめ座η流星群定常群 
5月1日~28日5月6日11:00みずがめ座η流星群定常群 
6月22日~30日6月27日19:006月うしかい座流星群 
7月1日~2日 うしかい座流星群 
7月3日~31日7月30日 やぎ座α流星群 
7月12日~31日7月28日 みずがめ座δ南流星群定常群 
7月17日~31日 ペルセウス座流星群 定常群
8月1日~15日 やぎ座α流星群 
8月1日~23日 みずがめ座δ南流星群定常群 
8月1日~24日8月13日4:00ペルセウス座流星群定常群 
10月6日~10日10月9日3:00 10月りゅう座流星群 
10月2日~30日10月21日20:00オリオン座流星群定常群 
11月1日~7日 オリオン座流星群定常群 
11月6日~30日11月18日2:00 しし座流星群周期群 
12月 4日~17日 12月14日 16:00 ふたご座流星群定常群 
12月 17日~26日12月23日0:00こぐま座流星群 
12月 28日~31日  しぶんぎ座流星群 

 

流星群は特徴によって3つに分類される

流星群には、毎年同じ時期に出現する「定常群」と、数年~数十年おきに活発に出現する「周期群」、突然活動する「突発群」があります。

定常群:ペルセウス座流星群、オリオン座流星群、ふたご座流星

周期群:しし座流星群、ジャコビニ流星群

突発群:ほうおう座流星群

一般的に、放射点のある星座の名前をとって「○○座流星群」と呼ばれます。

しし座流星群は、毎年11月17、18日頃が極大日で、その前後の数日間、流星が出現しますが、33年を周期として流星出現数が大きく増減する特徴があります。

6月うしかい座流星群の出現する日、極大日、ピーク時間帯、方角はこちらを参照ください。

6月うしかい座流星群については、こちらのサイトで詳しく説明しています。

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2022年の三大流星群

ふたご座流星群、ペルセウス座流星群、しぶんぎ座流星群が三大流星群です。a

三大流星群とは、毎年ほぼ安定して多くの流星が流れる3つの流星群のことです。

ふたご座流星群はほぼ一定して、毎年多くの流星が見られます。

ペルセウス座流星群は条件がよい時で、熟練者だと1時間あたり60個以上の流星が観測されます。

しぶんぎ座流星群は、流星の数が比較的多く観察されるのは、極大日の前後1日程度です。

流星の出現する数は年によってかなりムラがあり、どれくらい流れるか予想するのは難しいです。

三大流星群については、こちらのサイトで詳しく説明しています。

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まとめ

夜空を見上げて美しいこと座流星群を見ましょう。

たくさんの星が流れるのを見ることができるでしょう。

流星群は極大日に見ることがおすすめです。