彗星とは何?流星群との違いや種類を分かりやすく解説

彗星は知っていると思いますが、いったい何といわれればよく分かりません。稀に現れると世界中でニュースで話題になりますね。

彗星とは一体、何なのでしょう。また、毎年定期的に現れる流星群。これもまた出現すると話題になり、夜空を見上げて観測しますね。

彗星とは、流星群とは何なのか、さらに彗星と流星群との違いを分かりやすいようにまとめてみました。美しく怪しいく、魅了する彗星、流星群。その正体を明らかにしています。

 

彗星とは?(種類・光る現象)

彗星とは何

彗星は氷や塵(チリ)などでできていて、大気であるコマや尾を生じるものを言います。

彗星とはほうきのような長い尾をひく姿から、日本語では箒星(ほうきぼし)とも呼ばれます。

英語ではコメット (comet) と言います。

彗星の本体は核と呼ばれて、直径は標準的なもので1 ~10km程度、小さくて暗いものは数十m

非常に大きいものでは、50kmほどにも達します。

核の質量は直径1km程度の彗星は数十億トン、10km程度の彗星では数兆トンにもなります。

 

 

尾を引いて明るく光って見えるのは

彗星の核は主に氷や塵などでできていて黒い天体ですが、太陽に近づくと太陽の熱で核が溶け、彗星の核から多量のガスと塵が放出されます。

放出されたガスや塵が大気となって核の周りを球状に覆い、太陽からの太陽風により煽られ、太陽と反対側の方向に尾ができます。

長い尾を引いて見えるのが彗星です。

 

コマと尾

ガスや塵が大気となって核の周りを球状に覆い、彗星の頭部が明るく広がった領域がコマと呼ばれます。

英語のコマ(coma)はギリシャ語で「かみのけ」を意味します。

太陽に照らされたコマと尾は、太陽系の内側に入り込んでくると地球から肉眼で見えるようになることもあります。

彗星の核から放出された塵は太陽の光を直接反射し、ガスはイオン化されるため明るく輝きます。

 

 

次に、彗星の種類について話しましょう

 

彗星の種類

彗星は軌道によって、周期彗星と非周期彗星に分類されます。

彗星は楕円、放物線または双曲線の軌道で、太陽を周期的に周回しています。

太陽を周期的に周回し、周期どおりに戻ってくるものを周期彗星、二度と戻って来ないものを非周期彗星と呼びます。

彗星は3つに分けられることもある

しかし彗星の軌道は不安定で、わずかな軌道の変化で周期が大きく変わるので、周期どおりに戻ってくるとは限りません。

周期彗星と非周期彗星で分けるのはなく、公転周期200年未満の短周期彗星と、200年以上の長周期彗星に分けることが多いです。

その場合、「周期彗星」は短周期彗星を指して用いられることもあるので、彗星を周期彗星と非周期彗星ではなく、周期彗星、長周期彗星、非周期彗星の3つに分けることもあります。

 

 

彗星と流星群の違いを説明しましょう

 

彗星と流星群

彗星と流星群の違い

流星群も彗星も明るく尾を引いて流れますが、彗星は太陽系の小天体、流星群はごく小さな宇宙塵が発光する現象です。

流星群は流星(流れ星)の群れの事です。

流星群には3つある

流星群は放射点から放射状に広がるように出現する、一群の流星のことをいいます。

流星群は毎年同じ時期に出現する定常群、数年~数十年おきに活発に出現する周期群、突然活動する突発群の3つに分けられます。

流星群には毎年現れる定常群に、「ペルセウス座流星群」「オリオン座流星群」「ふたご座流星群」、周期群には「しし座流星群」「ジャコビニ流星群」、突発群には「ほうおう座流星群」などがあります。

彗星の周期は年単位で、最も周期が短い短周期彗星はエンケ彗星で周期3.30年

長周期彗星には池谷・張彗星の周期367年があります。

 

 

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まとめ

彗星は、昔は不吉が起こる前兆と恐れられたこともありました。稀に出現する彗星は、現れる前から世界中で話題になり魅了します。

めったに見ることができない彗星とは違い、流星群は毎年見ることができますね。今年も夜空を見上げて、美しい天体ショーを観賞しましょう。