中秋の名月、十五夜はおなじみです。知らない人はいませんが、十三夜は知っているでしょうか。
十五夜とは別の、もう1つの名月、十三夜についてはあまり知られていません。十三夜とはどのような日で、十五夜とはどこが違うしょう?
また、2023年の十三夜はいつで、意味、読み方、お供えもの、食べ物もここでは紹介しています。
十三夜とは
十三夜とは、旧暦(太陰太陽暦)で毎月13日の夜の事をいいます。
十五夜とは、旧暦(太陰太陽暦)で毎月15日の夜の事です。
十三夜の月は、十五夜の約1ヶ月後であることから「後の月」(のちのつき、あるいは、あとのつき)などという言い方もあります。
また、「栗名月」「豆名月」「裏名月」とも呼ばれます。
十五夜と同様に新暦では、毎月違う日になります。
2023年の十三夜はいつ
十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものだと言われていたそうです。
中秋の名月については、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
中秋の名月は、1年の中で最も美しい月とされています。この日はススキを飾ったり、お団子や果物をお供えして月見をする風習があります。 中秋の名月は、十五夜という呼び方で親しまれていますね。ここでは、十五夜の由来や歴史、意味、別名などをまと[…]
2021年から2025年までの十三夜はいつ
2021年から2025年までの十三夜
2021年の十三夜:10月18日(火)
2022年の十三夜:10月8日(土)
2023年の十三夜:10月27日(金)
2024年の十三夜:10月15日(火)
2025年の十三夜:11月2日(日)
十三夜の読み方や意味
十三夜の読み方は「じゅうさんや」です。
十五夜は中国から平安時代に伝わったと言われていますが、十三夜は日本で始まったものです。
日本古来の年中行事の1つなのです。
十三夜の月見では栗や豆が供えられたことから「栗名月(くりめいげつ)」、「豆名月(まめめいげつ)」などとも呼ばれています。
十五夜は、季節のものとして新芋(サトイモ)を供えたところから、別名「芋名月」とも呼ばれます。
十三夜のお供え物・食べ物
十三夜には、十五夜と同じように収穫に感謝するお祭りなので、収穫物をお月様にお供えします。
果物や月見団子をお供えし、ススキもあると飾ると良いでしょう。
栗や大豆もお供えしましょう。
団子の数はその年に出た満月の数を供えるので、平年は12個、閏年は13個がよいとされます。
十五夜の団子の数は、15個がよいとされます。
2023年の満月については、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
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まとめ
十五夜のお月さまも楽しみですが、約1ヶ月後に訪れる十三夜もまた格別です。
果物やお月見団子などの食べ物や、栗や豆をお供えしてお月見しましょう。
ススキも飾りましょう。