七五三の千歳飴の由来や意味は?どこで買えて食べ方も解説

七五三というと千歳飴ですね。子供たちが千歳飴を手に提げている姿をよく見かけます。でも千歳飴はどこで手に入れることができるのでしょう。

ここでは七五三について、由来や意味、またどこで買えてどうやって食べたらよいのか、食べ方などをまとめています。

七五三の定番、千歳飴にはどんな願いが込められているのか分かります。

 

 

千歳飴について

千歳飴には願いが込められて作られています。

どのような意味があるのか説明していきましょう。

千歳飴とは

11月15日の、七五三のお祝いに欠かせないのが千歳飴です。

千歳飴とは、その名のとおり飴です。

直径約15mm以内、長さ1m以内と決められています。

縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されていて、千歳飴の袋には同じ大きさの紅白の飴が2つセットで入れられています。

千歳飴の袋には、鶴亀や松竹梅などの縁起の良い絵柄が描かれています。

 

千歳飴の意味

千歳飴の名前には、「千歳」は「千年」を表しているため、「長い」「長生き」という良い意味があります。

子どもが健やかに成長し、いつまでも元気でありますようにという気持ちが込め、長寿を祈願する意味で長い飴の棒がつくられたと言われています。

千歳飴の由来

千歳飴には2つの説があります。

浅草を発祥とする説

千歳飴は元禄に、浅草の七兵衛(しちびょうえ)という飴売りが、紅白の飴を「千年飴」として売り歩いていたのが始まりとする説があります。

千年いう言葉が長寿をイメージさせ、長生、健康の意味にとらえられ、縁起の良いものとして話題になったそうです。

大阪を発祥とする説

元和元年に、大阪の平野甚左衛門さんが江戸に上京して、浅草寺の境内で紅白の細長い飴を売り始めたことが由来となる説があります。

この時、千歳飴は「せんざいあめ」と読まれていて、千歳まで長生きできると人気を集めたそうです。

のちに、千歳飴は現在と同じ「ちとせあめ」と呼ばれるようになりました。

 

千歳飴の購入方法

千歳飴を神社以外で購入する方法はあるのでしょうか。

手軽に買える方法はないか調べてみました。

千歳飴はどこで買える

千歳飴は一般的に、神社で七五三の祈祷していただいた際に、授与品の中に千歳飴が入っています。

ですが、最近では祈祷を依頼せず、お参りのみで済ませるご家庭も増えています。

そのため、神社の社務所などで七五三の千歳飴を販売していたり、参道で売られているところもあります。

また、七五三の時期になると、和菓子屋やスーパーやデパートといった場所でも売られています。

また、神社によっては、授与品の中に千歳飴が入っていないこともあるそうです。

心配な時は、神社に確認した方が良いでしょう。

 

千歳飴の食べ方

千歳飴は、直径約15mm以内、長さ1m以内と決められているものです。

長いのが特徴で、それが縁起がいいとされています。

折ったり切ったりするのは縁起が悪いと思うかもしれませんが、千歳飴の正しい食べ方というのはありません。

食べやすい大きさに切って食べるのが良いでしょう。

もちろん、長い棒のまま食べても良いです。

包丁で切ることを思いますが、千歳飴は意外と固いので包丁で切るのは難しいです。

千歳飴を袋に入れたまま包丁の背か、すりこぎ棒でたたいて割ったり。

レンジで温めて柔らかくしてから、キッチンバサミで切ることもできます。

余ったらお砂糖代わりに、料理に使ったりすることもできます。

 

まとめ

子供の頃に七五三で、神社に行って御祈祷をしてもらい、記念写真をっとたり、家でお祝いをしてもらった思い出があるのではないでしょうか。

千歳飴も子供にとっては嬉しいものです。

できるなら七五三の祈祷してもらい、お祓いをしてもらった千歳飴をいただくと良いですね。