靖国神社の桜は全国、東京都内で人気の高いお花見スポットで、標本木があることで有名です。
お花見の名所である靖国神社の桜の開花宣言や桜祭り、ライトアップなどの情報をまとめてみました。
靖国神社は「奉納夜桜能」「奉納大相撲」など様々な催物が行われ、毎年多くの花見客で賑わいます。
靖国神社の桜(アクセス・桜情報)
靖国神社は一度は、参拝もかねて行って見たい桜の名所です。
桜祭り、ライトアップ期間中はかなり混雑します。しっかりと情報をチェックしてからお花見に行きましょう。
アクセス
総評:★★★★★
住所 :東京都千代田区九段北3-1-1
開園・閉園時間:6:00~18:00(内苑) 外苑は常時開放。
問合せ :03-3261-8326(靖国神社社務所 8:30~18:00)
<電車の場合>
地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線:「九段下駅」から徒歩5分
地下鉄有楽町線・南北線・都営新宿線:「市ヶ谷」から徒歩10分
JR:「飯田橋」「市ヶ谷駅」から徒歩10分
地下鉄東西線・有楽町線・南北線:「飯田橋」から徒歩10分
<車でお越しの場合>
首都高代官町西神田飯田橋各出口から5分
台数 :70台
料金 :普通車 300円/30分 バス17台 1000円/30分 自動二輪10台 100円/30分
問合せ:03-3261-8326(靖国神社社務所 8:30~18:00)
桜情報
桜の見頃:3月下旬~4月上旬
本数 :約500本
桜の種類:ソメイヨシノ
靖国神社の桜の開花宣言
東京都の桜の開花宣言は、「靖国神社」にある「標本木」 の桜の開花状況を基準とします。
桜の開花宣言を行っているのは、全国各地の気象台。
気象庁による開花宣言は、1953年から始まったそうです
桜の時期になると、気象庁の職員たちが、毎日決まった時間に標本木の観察を行うことになっています。
目視で標本木のつぼみを確認し、花の数が「5~6輪」であれば「開花宣言」となり、発表されます。
おしべとめしべがみえる状態が「開花」だそうです。
「標本木」が植えてある場所
「標本木」は全国、各地域にあり、その地域の開花宣言がこの「標本木」を基準とします。
開花宣言から約一週間後が桜の満開。
お花見など桜が楽しめる期間は、開花から10日から1週間くらいです。
約500本の桜が境内に咲き誇る靖国神社。
「標本木」が植えてあるのはどこなのでしょう。
地下鉄九段下駅1番出口を出て、ここからまっすぐ歩ていくと拝殿にぶつかります。
その手前の能楽堂を正面に見て、向かって右手にあるのが標本木です。
周囲を柵で囲われ、厳重に保護されています。
「標本木」に指定されたのは1966年で、現代に至るまで大切に守られてきました。
靖国神社の桜の見どころ
靖国神社は、約500本の桜が咲き誇るお花見の名所です。
季節や行事の時期によって参拝受付時間に差があるため、あらかじめ確認しておきましょう。
毎年「千代田のさくらまつり」が開催され、約50万人もの参拝客とお花見客で賑わいます。
参道入り口すぐ横の歩道橋を渡ると、旧江戸城の田安門前の桜並木
東京の桜の名所「千鳥ヶ淵桜並木」はそこからすぐになります。
靖国神社会場では「さくらフェスティバル」が行われ、さまざまなイベントが催されます。
境内の舞台では演劇や演奏、参道に露店が出て多くの人で賑わいます。
混雑するのは、日中よりも夕方から夜です。
4月1日から3日までは、都内最古といわれる能楽堂で幻想的な「奉納夜桜能」
4月中旬には総勢100名を超える力士による「奉納大相撲」が行われます。
千代田のさくらまつり
「千代田のさくらまつり」期間中は、千鳥ヶ淵緑道のさくらがライトアップされ夜桜を堪能。
無料シャトルバスも運行され、船からの桜も楽しめます。
お花見は、桜祭りの期間中に行くのがおすすめです。
明治5年に建てられた由緒ある靖国神社の本殿。
お花見の際は「正式参拝」もおすすめします。
靖国神社の桜まつり・ライトアップ
毎年、3月下旬~4月上旬の桜の時期にあわせて、「千代田のさくらまつり」「奉納プロレス」「奉納夜桜能」「奉納大相撲」など様々な催物が行われます。
外苑には露店が出店し、多くの花見客で賑わいます。
■ 千代田のさくらまつり
千代田のさくらまつり は、「千鳥ヶ淵緑道」「靖国神社」「北の丸公園」の桜がメインです。
場所 :千鳥ヶ淵緑道(九段2丁目から三番町2先)
開催期間 :2020年3月下旬~4月上旬の約10日間(日程未定 ※天候により中止・変更あり
問合せ :03-3556-0391(千代田区観光協会)
ライトアップ:千代田のさくらまつり期間中に千鳥ヶ淵緑道にてライトアップあり(18:00頃~22:00)
桜祭り期間中は、全長約700mにわたり「千鳥ヶ淵緑道」のLEDライトアップを行います。
「千鳥ヶ淵緑道」「靖国神社」「北の丸公園」の夜桜が楽しめます。
靖国神社会場では「さくらフェスティバル」が行われ、商店街や団体などによる関連イベントも催され、商店街店舗の模擬店が立ち並び、多くの人で賑わいます。
無料周遊バス「さくらカルガモ号」や、まちを周遊する無料シャトルバス「丸の内シャトル さくら祭り号」も特別運行
「区営千鳥ヶ淵ボート場」の夜間特別営業などを実施
お濠の水上より美しく幻想的な夜桜を堪能できます。
千鳥ヶ淵緑道のボート
千代田のさくらまつり期間中は、特別運行されるボートでお花見ができます。
夜桜ライトアップも実施され、デートにもおすすめです。
千鳥ヶ淵ボート場
場所 :区営千鳥ヶ淵ボート場(三番町2先)
実施期間 :千代田のさくらまつり期間中
営業時間 :午前9時~午後8時30分(チケット販売は午後8時まで)
問合せ :03-3234-1948 (千鳥ヶ淵ボート場) ※事前予約不可
料金 :1艘あたり 800円/30分 1600円/1時間(観桜期特別料金)
ボートでのお花見は人気が高く、平日は約1~2時間、土日祝日は約3~4時間待ち。
予約は残念ながらできません。
待たなければいけませんが、それでも乗ってみたいボートです。
千鳥ヶ淵緑道のさくらがライトアップされる期間は、無休(通常期は月曜日休業)で行われます。
営業時間も通常期より夜間延長。
水面に映る夜桜は美しく魅了され、昼間とは違う桜を楽しめます。
まとめ
靖国神社のお花見に行った際は、標本木も観に行きましょう。
桜祭り期間中は露店が立ち並び、夜桜ライトアップ、イベント、催しなどが開催され、様々な楽しみ方があります。