水で太ってしまったと聞くことがありますが、このことは本当なのでしょうか。水で太るなんて嘘、という説もあります。意見が分かれてしまう2つの意見は、どちらが正しいのでしょうか。
そこで、水で太るのは本当なのか、さらに、1日に必要な水の量なども追及してまとめてみました。
水太りするなら、どれくらい飲むと太るのかも気になりますね。水で太る量はあるのか、そこらへんも調べてみました。
水太りは本当、嘘?
水太りは本当なのか、嘘なのか、水で太る、太らないの2説があります。
2つの異なる説は、どちらが正しいのでしょう。
結論から言うと、どちらも間違ってはいません。
えっ!と思うかも知れませんが、条件次第なんです。
では、水太りとは何で、どういうことなんでしょうか。
水太りとは?
水太りとは、体内の水分量が増えてむくみやすくなり、むくみが続くと太ってしまいます。
だったら、水で太るってことは正しいと思いますが、体内の水分量が増えるのには原因があります。
通常に水を飲んで入れば、太ることはないんです。
そういう意味では、水で太ることはないといえます。
では、水太りする原因は何にあるのでしょうか。
水太りの原因!
水太りの主な理由は3つあります。
1.水の飲み過ぎ
2.塩分の取り過ぎ
3.糖分の取り過ぎ
1日に大量の水を飲み続けていると体内の水分量が増えてむくみ、いわゆる「むくみ太り」になってしまいます。
塩分の取り過ぎはいけません。
必要以上に取ると身体は体内の塩分濃度を薄めようとして、水を溜め込みやすくなりむくみやすくなります。
その結果、太ってしまいます。
糖分の取り過ぎも、喉が渇いて必要以上に水を飲んでしまいます。
むくみやすくなり、太ってしまう原因になります。
私たちの身体に必要な、1日の水の量は決まっています。
どれくらいが適量何でしょうか。
1日に適量な水の量は?
1日に必用な水の摂取目安量は、体重の4%と言われています。
体重50キログラムの人なら次のような計算になります。
2リットル必要となります。
体重80キログラムの人なら次のような計算になります。
3.2リットルとなりますが、体重だけでなく年齢や性別でも異なると言われています。
また、運動の多い人は汗によって水分が少なくなるので、運動量の少ない人よりも多く水を取らなくてはいけません。
一般的に1日約2ℓを目安にし、喉が渇いたときにこまめに水分補給をするとよいでしょう。
一度にガブガブ大量に飲むと、水中毒を引き起こす可能性もあります。
水で太る量は?
1日に必用な水の摂取量を超えてしまうと、太る原因になります。
自分の体重から計算して、どのくらい必要なのか調べてみましょう。
ただ、身体が欲する量とは違うということもあります。
身体が要求しないのに、無理に飲むことはありません。
スポーツの他、お風呂、サウナなど汗を搔いた時は、普段より水分補給をしなくてはいけません。
一般的に1日の水分量は2リットルといわれているので、通常はこの量を目安にするといいでしょう。
水の温度は?
水は常温で飲みましょう。
冷たく冷やして飲むと、身体を冷やしてしまいむくみやすくなります。
冷え性の人は、特に気を付けましょう。
冷たい水は胃腸へ負担をかけて、お腹が痛くなることもあります。
まとめ
水の取り過ぎは水太りの原因になります。塩分や糖分の取り過ぎも注意です。
1日に必用な水の量を飲んでいると、太ることはありませんが、このような原因で水太りは起こってしまいます。
代謝が悪くて水太りすることもあります。
普段から適度な運動や栄養のバランスのよい食事、十分な睡眠をとって代謝を良くしましょう。