睡眠不足になると太るという事を聞いたことはありませんか。これは、本当のことでしょうか?ダイエットをされている方は、気になることですね。
ダイエットに最適な睡眠時間は何時間なのか、まとめてみました。ダイエットと睡眠時間は深い関係があります。
ダイエットで痩せないという方は、もしかすると睡眠時間が関係しているかもしれません。
睡眠を改善してダイエット効果をアップさせましょう。
目次
1.睡眠不足について
1.寝不足は太るというのは嘘、本当?
2.太りにくい睡眠時間は何時間?
3.寝不足が太るメカニズム
4.寝不足は基礎代謝を低下させる
5.寝不足が続くとストレスになる
3.睡眠時間の改善方法
1.寝る前にお風呂に入る(睡眠不足の場合)
2.生活習慣を整える(眠り過ぎの場合)
4.まとめ
睡眠不足になると太ると言われていますが、具体的に何時間なのでしょうか?
寝不足は太るというのは嘘、本当? |
ダイエットでは睡眠時間は大事です。
「睡眠不足は太る」という事は、本当です。
実は、睡眠時間が短すぎても長すぎても、太りやすいという複数の研究結果があります。
また、睡眠時間が4時間以下の人の肥満率は、平均7~9時間の人に比べて73%も高かったという調査結果もあるのです。
睡眠時間が5時間以下の人でも、肥満率が50%も高かったというのです。
太りにくい睡眠時間は何時間? |
最も太りにくい睡眠時間は、6~8時間だそうです。
しかし、なぜ睡眠不足でも、睡眠時間が長くても、太ってしまうのでしょう。
そこのところを探ってみましょう。
寝不足が太るメカニズム |
睡眠不足で太るのは、ホルモンが関係しています。
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睡眠時間が短いと太るのは、食欲増進ホルモンの量が増加し、逆に食欲抑制ホルモンが減ります。
食欲増進ホルモンは「グレリン」、食欲抑制ホルモンは「レプチン」といいます。
グレリンは空腹になって、体のエネルギーが不足しがちな時に胃から分泌されるホルモンです。
食欲中枢が刺激されて、食欲が増します。
レプチンは、食事をしたあとに脂肪細胞から分泌されるホルモンです。
満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるようになります。
寝不足は基礎代謝を低下させる |
寝不足になると、成長ホルモンの分泌量が減少します。
成長ホルモンは新陳代謝を促進する働きがあります。
成長ホルモンが減ると代謝がうまく行われなくなり、基礎代謝が低下して太りやすい体になってしまいます。
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1日に分泌される成長ホルモンの7~8割は、深い眠りの時にでるそうです。
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「深い眠り」は、眠り始めてから3時間の間に出ます。
就寝後の3時間に、質の良い睡眠をとっている人は太りにくいのです。
寝不足が続くとストレスになる |
寝不足になると朝起きても体がだるく、疲れやすいです。
この状態が続くとストレスを感じるようになり、過食に走ることもあります。
「十分な睡眠時間をとりましょう」と言いますが、長時間の睡眠時間はダイエットにどのような影響を与えるのでしょうか?
長時間の睡眠は太る |
睡眠不足になると太りますが、睡眠時間が長くても太ってしまいます。
睡眠時間が長いと太るメカニズムは分かっていませんが、睡眠時間が長いと睡眠の質が悪くなります。
また、生活リズムが狂うことで不規則な生活になり、生活習慣が乱れて肥満の原因になっているのではないかともいわれています。
睡眠中は起きているときよりも体温が低下します。
睡眠時間が長くなると起きている時間が短くなるので、活動量が減ります。
睡眠中は体温と活動量が低下するのに伴い、カロリー消費も少なくなるので、日中の運動不足と重なると体重が増えてしまう場合があるとも言われています。
ダイエットには、質の良い適切な睡眠時間が効果的です。
寝る前にお風呂に入る(睡眠不足の場合) |
寝る前の1時間~1時間半前にお風呂に入ると、眠りに付きやすそうです。
38℃〜40℃くらいのぬるま湯にゆっくりと浸かると、血行が促進され、身体がポカポカと暖かくなり、眠りに入りやすい状態になります。
ストレスで眠れない人も、お風呂にゆっくりと浸かることでリラックス状態になり、眠れるようになります。
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生活習慣を整える(眠り過ぎの場合) |
疲れた時には長い時間寝ることもありますが、習慣的に長時間寝ていると、生活のリズムが崩れてきます。
だらだらと長く寝ていたり、2度寝、3度寝などしたりしていませんか?
就寝時間と起床時間は決めておくとよいでしょう。
また、生活スケジュール表を作ると、生活習慣の改善に役立ちます。
まとめ |
質の良い睡眠を取るには、適度な運動も必要です。運動には睡眠を促す効果があり、寝つきが良くなります。
体は寝ている間もカロリーを消費します。ぐっすり眠れると、300Kcalも消費すると言われています。