ダイエットには適度な運動が必要と言われていまが、いつ行えばよいのでしょう。運動しても効果がなければ、行う意味がありませんね。
ここでは、ダイエットに最も効果的な運動の時間帯、タイミングを説明しています。また、ダイエットに最適な運動も紹介しています。
運動はいつ行っても、同じ効果があるというわけではありません。脂肪が燃焼しやすい時間帯があります。
適度な運動はダイエットには必要ですが、最も効果がある時間帯とタイミングがあります。
有酸素運動はいつ行うとダイエットに効果的 |
運動には有酸素運動と無酸素運動があります。
無酸素運動は糖をエネルギーとして使います。
有酸素運動は主に脂肪と糖質をエネルギーとして使います。
脂肪燃焼に効果的なのは有酸素運動です。
脂肪燃焼には、運動する時間帯も大事です。
朝、昼、夜どの時間帯が、最もダイエットに効果があるのでしょう。
どの時間帯でもよいと思いますが、運動する時間帯によって効果に違いがでてきます。
脂肪燃焼の効率がよいのは、朝の時間帯が最も良いとされています。
ダイエットに効果的な運動のタイミングは食前、食後のどっち? |
運動は、食前、食後すぐは避けた方が良いです。
食前の体は空腹で、血糖値が不足し十分なエネルギー源がありません。
そのような状態で運動を続けると、人によってはめまいを起こしたり、体調不良を起こしやすくなります。
また、空腹状態で運動すると、さらにお腹が空いてしまいます。
運動した後に食事を摂ると、食べ過ぎることがあります。
反対に、食後すぐに運動すると消化不良を起こしやすく、心臓に負担をかける恐れがあります。
有酸素運動を、食後30分~1時間の間に行うとよいと言われています。
食後に血糖値が上昇すると、インシュリンが分泌されます。
余分な糖を、インシュリンは中性脂肪に変える働きがあります。
食後30分~1時間の間に運動することで、糖をエネルギーに変換することができます。
有酸素運動中でおすすめの運動は? |
有酸素運動にはウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などがあります。
その中でも、ダイエットに最もおすすめなのがウォーキングです。
ウォーキングは誰でも簡単に始められ、どの年代の方でも体に負担をかけることなく続けることができます。
ウォーキングマシンだと室内ででき、天候に左右されることなく雨の日でもできますね。
また、朝のウォーキングは、ダイエットに効率的に働きます。
有酸素運動の中で、ダイエットにはウォーキングがおすすめですが、それには理由があります。
また、効率よく脂肪燃焼させるタイミングと時間があります。
朝食後のウォーキングは1日中、血糖値の上昇を抑える |
血糖値は食後30分~2時間の間が最も上がり、ブドウ糖を中性脂肪に変える働きのあるインスリンが多く分泌されます。
この間にウォーキングをすると、血液中の糖がエネルギーとして利用されます。
1日の中で、食事ごとに血糖値は上がったり下がったりを繰り返します。
朝食の後は血糖値が急上昇し、約2時間後に下がります。
その後、血糖値は昼食前は朝食前より高く、夕食前は昼食前よりもさらに高くなり、夕食後に再度上昇するのです。
朝食後の血糖値が低いと、その後の昼食の前後、夕食の前後とも低くなります。
つまり、朝食後の30分~2時間の間にウォーキングをすると、血糖値の上昇を抑えることができ、太りにくくなるのです。
脂肪燃焼に効率の良い時間帯と時間 |
脂肪燃焼に効率がよい時間帯は、医学的に「朝食後の30分~2時間の間」だそうです。
ウォーキングは、30分程度がおすすめです。
1時間以上歩くと、身体は脂肪を蓄える方向に働きます。
ウォーキングなどの有酸素運動を、朝食後の30分~2時間の間に30分くらい行うとダイエットに効果的です。
ダイエットに最も効果的な有酸素運動の頻度については、こちらのサイトで詳しく説明しています。
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交感神経が活発になる朝食後が効率がいい |
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経が活発に働いていると、血流が促進され代謝も上がります。
代謝には、交感神経が優位に働く必要があります。
朝食後が、1日のうちで交感神経が最も活発になります。
交感神経が優位に働く朝食後に運動すると代謝が上がりやすくなり、ダイエットにつながります。
まとめ |
ウォーキングはいつでも気軽に始められる運動で、誰でも長く続けられるという点でもダイエットにはおすすめです。
仕事をしていて時間のない方は、通勤時間を利用して歩いてみましょう。