体は痩せているのにふとももだけが痩せない、二の腕が痩せないということはありませんか。ダイエットしても、体の部位は同じように痩せてはいきません。
ここでは、ダイエットをするとどの部位から痩せていくのか、痩せる順番、太る順番を紹介しています。
痩せる順番を知ることで、ダイエットで効率よく脂肪を燃焼できます。
脚が痩せない、顔が大きいままという人もいます。
体の部位には痩せる順番があるのです。
体の部位で痩せていく順番は |
体の部位で痩せていく順番は、肝臓から遠い部位から順番に痩せていくそうです。
そのことからすると、個人差がありますが次のような順番になります。
1. 手首・足首
2. 腕
3. ふくらはぎ
4. 肩
5. 上腕
6. 太もも
7. 胸
8. 顔
9. お腹
10.お尻
太る順番は |
太る順番は痩せる順番とは逆になります。
顔や、お尻、お腹が太りやすいのです。
食べすぎると翌朝お腹が出てしまったり、顔が大きくなったりしするのはこういうことなのでしょう。
痩せる順番は、脂肪の種類によっても違います。
脂肪の特徴を知って、ダイエットに生かしましょう。
体脂肪の種類と痩せる順番 |
体脂肪の種類には内臓脂肪、皮下脂肪があります。
痩せやすい順番は、次のようになっています。
1.内臓脂肪
2.皮下脂肪
内臓脂肪
お腹を中心とした、内臓のまわりについた脂肪が内臓脂肪です。
内臓脂肪は年齢とともに付きやすくなります。
中年太りとは、まさにこのことでしょう。
一般的に、女性より男性につきやすい脂肪といわれています。
内臓脂肪は、食べ過ぎや高カロリーの食事によって、使いきれなかった余分なエネルギーが脂肪となって内臓に蓄積されます。
また、加齢による基礎代謝の低下も、内臓脂肪が増える原因となっています。
運動不足、睡眠不足、生活習慣の乱れも原因となります。
皮下脂肪
皮下脂肪とは、皮膚と筋肉の間に蓄えられる脂肪のことです。
男性よりも女性の方が、皮下脂肪はつきやすいとされています。
皮下脂肪は、食べすぎや運動不足が原因となることが多いです。
皮下脂肪は落ちにくく、内臓脂肪の後に燃焼するといわれています。
内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方 |
見た目では、内臓脂肪か皮下脂肪か分かりません。
見分ける簡単な方法は、脂肪そのものをつまんでみることです。
手のひら全体を使ってつまんだ時に、多く脂肪をつまめるなら皮下脂肪の可能性が大きいです。
正しい内臓脂肪と皮下脂肪の割合を知りたい人は、体重体組成計で測定すると良いでしょう。
内臓脂肪の落とし方 |
内臓脂肪は皮下脂肪よりも燃焼しやすく、落としやすいです。
筋トレやをダイエットを始めると、内臓脂肪から落ちています。
次に、腕やふくらはぎなどについた皮下脂肪、その次に腰周り、お腹周りの皮下脂肪が落ちていきます。
内臓脂肪を落とすには、食生活の改善と運動です。
食事のカロリーを適度にし、適度な運動をして内臓脂肪を落としていきましょう。
内臓脂肪を落とすには、スクワットが効果的といわれています。
皮下脂肪の落とし方 |
皮下脂肪も、内臓脂肪と同じように運動不足や食べすぎによってついてしまうことが多いです。
皮下脂肪は、男性よりの女性につきやすいとされています。
内臓脂肪は皮下脂肪と比べてつきやすく減りやすいですが、皮下脂肪はその逆です。
皮下脂肪は体につきにくいですが、燃焼しにくいこともあってなかなか落とせません。
皮下脂肪を落とすには、有酸素運動が効果的とされています。
有酸素運動の前に筋力トレーニングを取り入れると、さらに効果をアップさせることができるといわれています。
有酸素運動と筋トレについては、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
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まとめ |
ダイエットで一番厄介なのは、皮下脂肪です。なかなか落ちない部位は、皮下脂肪が付いていることが多いです。
ダイエットで効率よく脂肪を落としていくには、付いている脂肪を知りることも大事です。