もやしは低カロリーで栄養が良く、ダイエットの食材に適している食材です。
また、もやしはスーパーで1年中出回っていて、しかも安価で手に入りやすく、その点からもダイエット食品として最適です。
ここでは、主食をもやしに置き換えるだけのもやしダイエットを紹介しています。誰でも簡単にできるダイエットです。
目次
1.もやしがダイエットによい理由
1.もやしは低カロリー
2.もやしの栄養成分と効果
2.もやしダイエットについて
1.もやしのダイエットとは
2.置き換えもやしダイエットは成功しやすい
3.その他のもやしだけダイエット方法
3.もやしの種類
1.緑豆もやし
2.ブラックマッペ(黒緑豆)
3.大豆もやし
4.もやしダイエットのやり方
1.もやしの選び方
2.調理法
3.食べ方
4.食べる量
もやしはダイエットに良いと言われていますが、何故なのでしょう?
もやしは低カロリー |
もやしダイエットは、3日で1キロ痩せたという人もいるぐらい痩せる効果があります。
きゃりーぱみゅぱみゅさんは、1週間で4キロ痩せたそうですよ。
もやしがダイエット食材にいい理由の1つは、カロリーが低いことにあります。
もやしの100g当たりのカロリー
緑豆もやし:14kcal
大豆もやし:37kcal
また、もやしは食べごたえもあって、食事に満足感も与えます。
その他にも、もやしには体にいい栄養素がたくさん含まれています。
もやしの栄養成分と効果 |
もやしには、ビタミンB群やビタミンC、食物繊維、カリウム、カルシウム、葉酸などが多く含まれています。
また、アミノ酸のひとつであるアスパラギン酸を含んでいます。
アスパラギン酸は、疲労回復や代謝の活性化などの効果があり、スポーツドリンクにも配合されています。
カリウムは余分に摂取した塩分を排出する働きがあるので、むくみ解消の効果があります。
もやしには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が共に含まれていて、便秘解消の他、糖尿病、大腸ガンといった生活習慣病を予防、改善する働きがあります。
特に水溶性食物繊維には、粘着性があって胃腸のなかをゆっくりと移動するので便秘解消によいです。
さらに、糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
主食をもやしに置き換えるダイエットのやり方を、ここから説明していきます。
もやしのダイエットとは |
もやしダイエットのやり方は、「3食をもやし中心の食事にする」「1食だけもやしに置き換える」などがあります。
ここで紹介する、もやしダイエットは主食をもやしに置き換えるやり方です。
もやしダイエットでは、このやり方が一番成功しやすいです。
ただ、人によって個人差があるので、自分に合ったやり方を見つけることが大事です。
置き換えもやしダイエットは成功しやすい |
主食をもやしに置き換える方法がなぜ成功しやすいかというと、無理なく続けられという点です。
3食がもやし中心の食事だと、そのうち飽きてしまいます。
1食だけもやしに置き換える方法では、夕食をもやしに置き換えるやり方でないと、効果が出にくいです。
その他のもやしだけダイエット方法 |
「3食をもやしだけ!」というダイエット方法もあります。
もやしだけ食べるダイエットです。
この方法は、短期で一気に大幅に減量したい方向けのダイエット方法です。
1日もやしだけダイエット方法は、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
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もやしには3種類あります。
緑豆もやし、大豆もやし、ブラックマッペ(黒緑豆)です。
緑豆もやし |
スーパーでよく見かけるのが緑豆もやしです。
国内の9割をこの緑豆もやしが占めています。
軸はやや太めでシャキシャキとみずみずしく、炒め物や鍋に入れたり幅広く活躍しています。
100gあたりのカロリーは、14kcalです。
ブラックマッペ(黒緑豆) |
ブラックマッペは、緑豆もやしよりやや細く、軸はシャキシャキしていて豆の甘みが感じられます。
焼きそば、お好み焼き、おひたしなどに適しています。
100gあたりのカロリーは、15kcalです。
大豆もやし |
大豆もやしは、大豆から作られるもやしです。
大豆もやしの100gあたりのカロリーは37kcalで、もやしの中で一番カロリーが高いです。
しかし、注目すべきなのは栄養素です。
大豆を種子としているので、大豆が持っている「大豆サポニン」、「大豆イソフラボン」、「大豆たんぱく質」などの栄養素を豊富に含んでいます。
大豆サポニンには抗酸化作用があり、活性酸素を除去し脂肪の酸化を防いでくれる働きや、肥満防止に効果があると言われています。
大豆たんぱく質には、体脂肪の燃焼を促進し、体脂肪の蓄積を抑える効果があると言われています。
また、大豆もやしに含まれる食物繊維は、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあります。
大豆イソフラボンは女性ホルモンとよく似た構造を持ち、ホルモンバランスを保つと考えられていて、更年期症状を抑える効果があります。
大豆もやしには、ダイエットをサポートする栄養素が豊富に含まれています。
もやしダイエットは、大豆の選び方から始まります。
調理法や食べ方、食べる量などを説明しています。
もやしの選び方 |
栄養素とその効果から選ぶと、ダイエットには大豆もやしがおすすめです。
カロリーの事を考えると緑豆もやし、ブラックマッペが良いでしょう。
では、結局、もやしダイエットにはどのもやしが最適なのでしょう。
いつも主食をしっかりと、ガッツリ食べている人は、もやしを主食に置き換えると食事に物足りなさを感じます。
そんな人は、カロリーの低い緑豆もやしにして、分量を多くします。
量が気にならない人は、大豆もやしにしましょう。
調理法 |
もやしにはビタミンC、ビタミンB、カリウムなど、水溶性の栄養素が多く含まれているので、長時間水洗いをすると、せっかくの栄養素が流れてしまいます。
長々と洗わないように気を付けましょう。
調理は、炒める方法がおすすめです。
長時間茹でると、栄養素が流れ出てしまいます。
茹でる場合は、大豆もやしは豆に火が通るように水から茹でて、沸騰してから1~5分程度茹でます。
できるだけ茹で過ぎないようにします。
普通のもやしだったら、茹で時間は30秒くらいが目安です。
もやしレシピは、こちらのサイトで紹介しています。簡単に誰でも作れます。
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もやしダイエットの3食メニューは、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
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食べ方 |
3食の主食をもやしに置き換えるだけです。
調理法は炒めても、サラダにしても自由です。
食べる順番は、一番最初もやしから食べるのがポイントです。
ゆっくり時間をかけて食べましょう。
時間をかけて食べることで、満腹感を感じ、食事の量を抑えることができます。
もやしダイエットは主食をもやしに置き換えるだけの簡単ダイエットですが、1日の摂取カロリーには気を付けましょう。
主食をもやしに置き換えることで、その安心感から、カロリーの高い揚げ物や天ぷらなどを食べていたら、痩せるどころか太ってしまいます。
食べる量 |
もやしには、緑豆もやし、ブラックマッペ(黒緑豆)、大豆もやしがあります。
スーパーで店頭に並んでいるのは、ほとんどが緑豆もやしです。
緑豆もやしのカロリーは、100g当たり14kcalです。
主食をもやしに置き換えるダイエットの場合、1食、もやし1パック(約300g)を目安に食べましょう。
きゃりーぱみゅぱみゅさんはもやしダイエットで、1週間でマイナス4kg痩せたそうです。
まとめ |
もやしは栄養素を損なわないように、調理法には気を付けましょう。炒める時は、シャキッとした食感を残すぐらいが良いでしょう。
歯ごたえがあると噛む回数が増え、満腹中枢を刺激して空腹感を抑えることができます。